2017年02月09日

964ターボ  3.3  エンジン不動車。



エンジン内部点検。


プラグは!!!

ボッシュと デンソーが交互に付いているという不思議な車。


PSホースも工業製品のホースを溶接して
代用されています。

ここは、最大50kほどに油圧がかかる部分なので純正部品に交換です。


新しいオーナーなって
こういった部分も全て新品に交換です。

ポルシェは、現在日本からどんどん車がなくなり現存する空冷ポルシェは、全て高値をキープして価格が下がることがない状態です。

昔は、この車の様ないい加減な修理をプライベートで行われた車が多数ありますが、今後、空冷ポルシェを手に入れる人は本気で生涯乗ろうと思う人がほとんどだと思います。

また、維持するためにはそれなりの予算がかかることも理解された人が新しいオーナーとなって行きます。



ポルシェをメンテナンスする立場の人間から言わせていただくと車が高くなり普通には手が届かなくなった事で、きちんとメンテナンスできる人しか乗れなくなった。
これは、良い事だと思います。

メカニック目線だと まともにメンテナンスも出来ない人には乗ってもらいたくない。

もともと、いい加減に乗る車ではないのです。



エンジンのコンプレッションチェック。



ファイバースコープでエンジン内部を点検。



ピストンの頭は、カーボンが多めに付着してますが、シリンダー側面は、綺麗です。





燃料ポンプフィルター
ホース類  全て新品交換。


ただ、Kジェトロユニットそのものも
腐ったガソリンで固着しているため
中古品で動かす予定ですが、
不具合があった場合は、フルコン制御にする予定です。



w124300temb at 18:13ポルシェ964ターボ 

2017年02月06日

964  3.6ターボ。

エンジンOH  パーツ洗い中。


3.6ターボのピストンは、100パイ

3.3ターボは、97パイ  です。


ストロークも3.3ターボより2mm長いので
排気量は、300ccUPとなります。


圧縮も高くなっています。

3.3Lターボに比べて3.6Lターボは
ロングストロークなので高回転は、回りません。

純正のレブリミットも200rpmほど下です。



エンジンって難しいですね。

何かを取ると何かが犠牲になると言うことです。



クランクケースのバリ取りと
ラッピング作業をしています。

一番大変な作業です。





w124300temb at 20:48ポルシェ964ターボ 

2017年02月05日




964ターボのエンジン不動車のメンテナンス。


まずは、燃料ポンプが動いているか?
点検。

リレーを短絡するとリヤポンプのみ作動。


フロントポンプは、ヒューズも切れていてロックしています。

おかしいと思い燃料ゲージを外すと


レベルゲージから錆が出てきます。

964ターボは、タンクは、樹脂製ですのでタンクそのものが錆びることはないのですがゲージの筒は、錆びます。


タンクの奥を除くと
えらいことになってます。


燃料ポンプの入り口は、
コールタール状になっています。


タンクの中も、、、、



こんな感じ。

今まで見た中で1番凄いです。


車は、やはり動かしてなんぼ!

盆栽にすると数年でこうなります。



要の燃料フィルターの中も錆びだらけに。

この964ターボは、エンジン不動なりそのまま放置。

年数は、わかりませんが数年だと思われます。

良くエンジンがかからなくなり金銭面の関係からそのまま放置。

お金が出来てから直そうという人がいますが(ウチでもよく相談されます。)
その間に車はどんどん腐ります。

特に964ターボの様にKジェトロの車などは、最悪の場合腐ったガソリンでフューエルディスビが固着します。

今回は、燃料ポンプ  フィルター
タンクゲージ  タンクフィルター全て新品に交換です。


それ以外にも、色々問題がありそうです。





w124300temb at 19:47ポルシェ964ターボ 

2017年02月03日



996GTー3です。


サーキットでアクセルペダルが切れたようです。


こんな感じに

996はそれまでの空冷ポルシェと違い
アクセルペダルがワイヤーまでアッセンブリーとなります。


サーキット走行が多い人は、
切れる確率が高いです。

ヒール&トゥーの時に斜めにペダルを踏んでしまう人は要注意です。



ウチでもやっと汎用テスターを導入しました。
996以降のポルシェ
ベンツ BM  フェラーリ  ランボ
ほぼ殆どの外車が見れる優れものです。

国産車ももちろん見れます。




最近の車は、テスターがないと仕事にならないらしいです。




w124300temb at 20:45996GTー3 

2017年01月31日


時間が、ある時に組んでいる1JZーGTEエンジン。

ピストン  メタル  は、新品で。


鉄ブロックにこのクランク
強度あるよなーー


メタル合わせの最終確認。




久々登場のバルブラッパー。


ヘッドの組み付けも完了。

24バルブは、疲れます。


1JZは、ノーマルでGKがメタルなので
GKもノーマル。



組み付け完了。




オイルパン付けて。


カムのクリアランス調整。


シムがメーカー在庫なのでここまで。

出来上がったら1週間で慣らしして
富士に行くぞ!




w124300temb at 20:48jzx90国産車 

2017年01月29日



964ターボのレース後のメンテ

ブレーキは、必ずスチームで洗い。
エアブローで洗浄。

何故だか?  解ります。

リフトに上げてホイールを外した時に
ブレーキ粉だらけになりたくないからです。


昔、知り合いのダートラ屋さんが
ダート走行後  洗浄もしないで入庫してきた車の泥や小石を
メンテナンス後全て一斗缶に詰めて
オーナーの車に積んで納車してました。

その数  一斗缶  3缶。

その言い方が面白かった。

お客さんが持ってきたものだから返さないと、、、、

それ以降、そのお客さんは、きちんと洗浄してから入庫するようになりました。

考えてみたら当たり前の話です。



サーキット走行後は、すぐに走行後点検するのはおすすめです。

まだ、自分の記憶が新しい内に車を眺めるだけで色々解る事があります。

特に、タイヤの減り方とかね〜



90クレスタのエンジンパーツが揃ったのでエンジン組み。



久々のポルシェ以外のエンジン。


1JZ  組んでます。



それと今日は、お客さんが筑波で走行会なのでLINKの走行データーFacebookで送ってもらいエンジンの状態を店で見ています。

本当に便利な世の中になったものです。





w124300temb at 19:43日記jzx90 

2017年01月27日


今日は、964ターボで筑波フリーに行ってきました。


サーキットの朝は、早い。


到着したら、気温はマイナスです。


筑波サーキットのライセンス走行は、1月  2月のみ  4輪だけの枠があります。

今日は、平日で珍しく4輪1日フリー走行です。


この車に乗るのは1年ぶり。

盆栽にしてもしょうがないのでたまには走らせないとね。


タイヤは、ハンコックと050
共に2年落ちですが楽しむには十分です。


アイドラーズスーパーCUPのポルシェ3台

Mさん二人と  O君

筑波来るとほぼ毎回会います。

速い人は、みんな練習してるから速いんです。
遅い人は、練習しないから遅いんです。

どのスポーツも単純です。


今回は、20分を4枠走りました。

ポルシェ964ターボのギヤ比だと筑波は狭すぎです。

050の 295/35ー18をリヤに履くと
エンジンを7200rpm回せば
筑波を2速と3速だけで走れます。

996CUPだと1ヘヤまでに4速入るのに、、、


まるで、本庄サーキット走っているようです。
筑波に特別こだわりは無いので

やっぱりターボは、富士がいいな〜〜
今年は、鈴鹿にぜひ行ってみたい。

最後は、速い車を追いかけてレースぽく走りました。

ズルズルタイヤでも、1秒台ではずーっと周回出来ます。

やっぱ、この車  
ポテンシャル高いです。






w124300temb at 20:42筑波サーキットポルシェ964ターボ 

2017年01月25日




昨日もブログ乗せたこの写真。


インテーク側のヘッドボルトは、964時代のボルト。
EX側のボルトは、993以降の全ネジの強化タイプ。

何故だか?分かりませんがこの3.6Lターボには、2種類のヘッドボルトが使われています。


見る限り腰下まで分解された形跡はないのでポルシェでエンジンを組み立てる時にこのように組まれたのか?
謎です。



そしてこれ。

外すとこのタイプ。


ポルシェエンジンを組んだ事がある人なら解りますよね。

そう、このクランクケースは、993のクランクケースです。

そして、この車の車体番号モデルイヤーは、R

R=94年です。

そう、もう993エンジンが組み立てられている中の最後の964ターボ。


写真  手前は、996ターボのクランクケース
奥が993カレラのクランクケース。

クランクケースは、年々強度確保のリブが増え年を追うごとに強化されています。

これらが昨年の991CUPまで使われたポルシェ伝統のGTー1クランクケースです。


ここからは、推測ですが、この964ターボは、日本でほぼ最終オーダーされた964ターボ。

だから、993のエンジン生産ラインに紛れてクランクケースは、993用に新しく設計されたクランクケースを使いヘッドボルトも強化品が使われている?
(それなら全部強化品にしろよ〜〜と思いますが、、、)


このエンジンちょっと変??
は、良い方向に変だという事ですので
オーナーさんは、心配しないで大丈夫ですよ。


実は、ポルシェってこういう事を良くやります。
昔 964ターボ3.3Lの限定車ターボリミテッド。
ターボリミテッドは、カムバルタイを変更したパワーUPバージョン。

どんなカムが、入っているのか?
楽しみにして中味を開けると
930カレラ 3.2のカムシャフトにオイルポンプとPSが付くように加工されたカムが入っていました。
なーんだ。  全然スペシャルじゃない。
って事が過去にもありました。

ターボIMSAは、さすがにばらした事がありませんが、もしかしたら似たような感じなのかな〜





全バラ  終了です。


あとは、測定をして加工へ。


余談ですが、空冷NA最強エンジンを作るなら993のクランクケースを使い
水冷GTー3のクランクとチタンコンロッド
993RSRのピストン
964のロッカーアーム
という風に組み合わせればきっと純正ベースの良いエンジン出来ますね。

それが出来るものGTー1クランクの魅力です。




w124300temb at 20:27ポルシェ964ターボ 

2017年01月24日



964ターボ  3.6Lのエンジンは
タペットカバーが独特です。

インテーク側のタペットカバーは、
964カレラ2  用 ゴムのGK

エキゾースト側のタペットカバーは、
964ターボ  3.3Lと同じ930系のパッキンのGK。


それにしても、このシールブラックの塗り方は無いですよね!

ここに塗ってもオイル漏れは止まらないのにな〜


GKまでべったりです。
これは、洗浄が大変です。



ロッカーアームは、優秀です。
ただ、このエンジンちょっと変??


この写真で解る人は、ポルシェ通。


さらに、これを見て解る人は、もっとポルシェ通。

このエンジンは、1度もOHされた事がないエンジン。
それがヒント。

と言うことはポルシェがこのエンジンを組んだと言うこと。

ポルシェ964  3.6Lターボ。

ますます、不思議な車だな〜


w124300temb at 20:20ポルシェ964ターボ 

2017年01月23日



ポルシェ964ターボ  3.6L

エンジンOHの為に、エンジン降ろしです。



3.3ターボと3.6の違いは、
ぱっとみだと分かりません。

Kジェトロシステムやウエストゲート タービン
マフラー  EX  などすべて同じでです。

その違いは、3.3ターボは、930ターボからの流れであるM30エンジンベース。

3.6ターボは、964カレラベースのM64
エンジンベースです。


共に、エンジンポート形も同じでバルブサイズも同じです。


唯一 違うところは、
クランクのストロークとピストンボア。
そしてカムシャフトです。


3.6Lターボは、964カレラ2とほぼ同じのプロフィールのカムシャフト。
バルブオーバーラップが3度ぐらいあります。
3.3Lターボは、930ターボと同じのオーバーラップがマイナスなので、これだけでエンジンフィールは、全然違います。


乗り比べると、排気量は大きくストロークが長いのに3.6Lターボエンジンの方が軽快に回ります。

市販ポルシェで初めてリッター100psを達成した車がポルシェ964ターボ  3.6Lです。

ただ、エンジンを見ればみるほど本当は、もっと色々出来たはず。

ポルシェがもっとこのエンジンを本気で作っていたら、、、、、と思えるエンジンです。


逆を言えば、
だから、964ターボは、チューニングをすればめちゃくちゃ速くなるのです。

それが、元々がデチューンエンジンであった証ですね。



w124300temb at 20:39ポルシェ964ターボ 
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