2017年01月25日




昨日もブログ乗せたこの写真。


インテーク側のヘッドボルトは、964時代のボルト。
EX側のボルトは、993以降の全ネジの強化タイプ。

何故だか?分かりませんがこの3.6Lターボには、2種類のヘッドボルトが使われています。


見る限り腰下まで分解された形跡はないのでポルシェでエンジンを組み立てる時にこのように組まれたのか?
謎です。



そしてこれ。

外すとこのタイプ。


ポルシェエンジンを組んだ事がある人なら解りますよね。

そう、このクランクケースは、993のクランクケースです。

そして、この車の車体番号モデルイヤーは、R

R=94年です。

そう、もう993エンジンが組み立てられている中の最後の964ターボ。


写真  手前は、996ターボのクランクケース
奥が993カレラのクランクケース。

クランクケースは、年々強度確保のリブが増え年を追うごとに強化されています。

これらが昨年の991CUPまで使われたポルシェ伝統のGTー1クランクケースです。


ここからは、推測ですが、この964ターボは、日本でほぼ最終オーダーされた964ターボ。

だから、993のエンジン生産ラインに紛れてクランクケースは、993用に新しく設計されたクランクケースを使いヘッドボルトも強化品が使われている?
(それなら全部強化品にしろよ〜〜と思いますが、、、)


このエンジンちょっと変??
は、良い方向に変だという事ですので
オーナーさんは、心配しないで大丈夫ですよ。


実は、ポルシェってこういう事を良くやります。
昔 964ターボ3.3Lの限定車ターボリミテッド。
ターボリミテッドは、カムバルタイを変更したパワーUPバージョン。

どんなカムが、入っているのか?
楽しみにして中味を開けると
930カレラ 3.2のカムシャフトにオイルポンプとPSが付くように加工されたカムが入っていました。
なーんだ。  全然スペシャルじゃない。
って事が過去にもありました。

ターボIMSAは、さすがにばらした事がありませんが、もしかしたら似たような感じなのかな〜





全バラ  終了です。


あとは、測定をして加工へ。


余談ですが、空冷NA最強エンジンを作るなら993のクランクケースを使い
水冷GTー3のクランクとチタンコンロッド
993RSRのピストン
964のロッカーアーム
という風に組み合わせればきっと純正ベースの良いエンジン出来ますね。

それが出来るものGTー1クランクの魅力です。




hirow124300temb at 20:27ポルシェ964ターボ  
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