ポルシェ964ターボ

2017年02月14日



ポルシェ964ターボ   3.6L


エンジンヘッドボルトのタップ立て。

古いロックタイトを綺麗にしています。



洗いが終わったクランクケース。

エンジン室へ移動です。




腰下組み付け。


クランクボルトにOリングを入れる特殊工具です。


クランクケース組み付け完了。



続いてコンロッドを、、、、



ヘッドボルト&コンロッドボルトは、
ARPの強化ボルトです。



続いてピストンシリンダーの組み付け。



ここまで完成です。



こちらの3.3Lターボは、
ノーマルのKジェトロから
LINK ECUのフルコン仕様にする事になりました。


ノーマルのKジェトロは、すでに指で押しても動かないぐらい固着しています。

将来的にブーストUPやタービン交換を考えた場合、この時点でKジェトロユニットを修理してもステップUPするときに使えなくなります。

2度手間にならない様に、始めからフルコン制御にするという選択です。


車との付き合い方は、お客さんそれぞれです。
ノーマルで乗るも良し。
改造して楽しむもよし。

自分の車ですから好きな様に楽しめば良いのです。

ポルシェ964ターボは、数あるポルシェの中でも最高にいい車ですから。



hirow124300temb at 20:58 

2017年02月12日

ポルシェ964ターボ  3.6L




腰下 組み付け準備です。



964カレラ2  などと同じクランクシャフトです。


コンロッドボルトは、
ARPの強化ボルトを使います。






エンジン組みは、洗浄作業が1番大変です。






hirow124300temb at 19:34 

2017年02月09日

964ターボ  3.3  エンジン不動車。



エンジン内部点検。


プラグは!!!

ボッシュと デンソーが交互に付いているという不思議な車。


PSホースも工業製品のホースを溶接して
代用されています。

ここは、最大50kほどに油圧がかかる部分なので純正部品に交換です。


新しいオーナーなって
こういった部分も全て新品に交換です。

ポルシェは、現在日本からどんどん車がなくなり現存する空冷ポルシェは、全て高値をキープして価格が下がることがない状態です。

昔は、この車の様ないい加減な修理をプライベートで行われた車が多数ありますが、今後、空冷ポルシェを手に入れる人は本気で生涯乗ろうと思う人がほとんどだと思います。

また、維持するためにはそれなりの予算がかかることも理解された人が新しいオーナーとなって行きます。



ポルシェをメンテナンスする立場の人間から言わせていただくと車が高くなり普通には手が届かなくなった事で、きちんとメンテナンスできる人しか乗れなくなった。
これは、良い事だと思います。

メカニック目線だと まともにメンテナンスも出来ない人には乗ってもらいたくない。

もともと、いい加減に乗る車ではないのです。



エンジンのコンプレッションチェック。



ファイバースコープでエンジン内部を点検。



ピストンの頭は、カーボンが多めに付着してますが、シリンダー側面は、綺麗です。





燃料ポンプフィルター
ホース類  全て新品交換。


ただ、Kジェトロユニットそのものも
腐ったガソリンで固着しているため
中古品で動かす予定ですが、
不具合があった場合は、フルコン制御にする予定です。



hirow124300temb at 18:13 

2017年02月06日

964  3.6ターボ。

エンジンOH  パーツ洗い中。


3.6ターボのピストンは、100パイ

3.3ターボは、97パイ  です。


ストロークも3.3ターボより2mm長いので
排気量は、300ccUPとなります。


圧縮も高くなっています。

3.3Lターボに比べて3.6Lターボは
ロングストロークなので高回転は、回りません。

純正のレブリミットも200rpmほど下です。



エンジンって難しいですね。

何かを取ると何かが犠牲になると言うことです。



クランクケースのバリ取りと
ラッピング作業をしています。

一番大変な作業です。





hirow124300temb at 20:48 

2017年02月05日




964ターボのエンジン不動車のメンテナンス。


まずは、燃料ポンプが動いているか?
点検。

リレーを短絡するとリヤポンプのみ作動。


フロントポンプは、ヒューズも切れていてロックしています。

おかしいと思い燃料ゲージを外すと


レベルゲージから錆が出てきます。

964ターボは、タンクは、樹脂製ですのでタンクそのものが錆びることはないのですがゲージの筒は、錆びます。


タンクの奥を除くと
えらいことになってます。


燃料ポンプの入り口は、
コールタール状になっています。


タンクの中も、、、、



こんな感じ。

今まで見た中で1番凄いです。


車は、やはり動かしてなんぼ!

盆栽にすると数年でこうなります。



要の燃料フィルターの中も錆びだらけに。

この964ターボは、エンジン不動なりそのまま放置。

年数は、わかりませんが数年だと思われます。

良くエンジンがかからなくなり金銭面の関係からそのまま放置。

お金が出来てから直そうという人がいますが(ウチでもよく相談されます。)
その間に車はどんどん腐ります。

特に964ターボの様にKジェトロの車などは、最悪の場合腐ったガソリンでフューエルディスビが固着します。

今回は、燃料ポンプ  フィルター
タンクゲージ  タンクフィルター全て新品に交換です。


それ以外にも、色々問題がありそうです。





hirow124300temb at 19:47 

2017年01月27日


今日は、964ターボで筑波フリーに行ってきました。


サーキットの朝は、早い。


到着したら、気温はマイナスです。


筑波サーキットのライセンス走行は、1月  2月のみ  4輪だけの枠があります。

今日は、平日で珍しく4輪1日フリー走行です。


この車に乗るのは1年ぶり。

盆栽にしてもしょうがないのでたまには走らせないとね。


タイヤは、ハンコックと050
共に2年落ちですが楽しむには十分です。


アイドラーズスーパーCUPのポルシェ3台

Mさん二人と  O君

筑波来るとほぼ毎回会います。

速い人は、みんな練習してるから速いんです。
遅い人は、練習しないから遅いんです。

どのスポーツも単純です。


今回は、20分を4枠走りました。

ポルシェ964ターボのギヤ比だと筑波は狭すぎです。

050の 295/35ー18をリヤに履くと
エンジンを7200rpm回せば
筑波を2速と3速だけで走れます。

996CUPだと1ヘヤまでに4速入るのに、、、


まるで、本庄サーキット走っているようです。
筑波に特別こだわりは無いので

やっぱりターボは、富士がいいな〜〜
今年は、鈴鹿にぜひ行ってみたい。

最後は、速い車を追いかけてレースぽく走りました。

ズルズルタイヤでも、1秒台ではずーっと周回出来ます。

やっぱ、この車  
ポテンシャル高いです。






hirow124300temb at 20:42 

2017年01月25日




昨日もブログ乗せたこの写真。


インテーク側のヘッドボルトは、964時代のボルト。
EX側のボルトは、993以降の全ネジの強化タイプ。

何故だか?分かりませんがこの3.6Lターボには、2種類のヘッドボルトが使われています。


見る限り腰下まで分解された形跡はないのでポルシェでエンジンを組み立てる時にこのように組まれたのか?
謎です。



そしてこれ。

外すとこのタイプ。


ポルシェエンジンを組んだ事がある人なら解りますよね。

そう、このクランクケースは、993のクランクケースです。

そして、この車の車体番号モデルイヤーは、R

R=94年です。

そう、もう993エンジンが組み立てられている中の最後の964ターボ。


写真  手前は、996ターボのクランクケース
奥が993カレラのクランクケース。

クランクケースは、年々強度確保のリブが増え年を追うごとに強化されています。

これらが昨年の991CUPまで使われたポルシェ伝統のGTー1クランクケースです。


ここからは、推測ですが、この964ターボは、日本でほぼ最終オーダーされた964ターボ。

だから、993のエンジン生産ラインに紛れてクランクケースは、993用に新しく設計されたクランクケースを使いヘッドボルトも強化品が使われている?
(それなら全部強化品にしろよ〜〜と思いますが、、、)


このエンジンちょっと変??
は、良い方向に変だという事ですので
オーナーさんは、心配しないで大丈夫ですよ。


実は、ポルシェってこういう事を良くやります。
昔 964ターボ3.3Lの限定車ターボリミテッド。
ターボリミテッドは、カムバルタイを変更したパワーUPバージョン。

どんなカムが、入っているのか?
楽しみにして中味を開けると
930カレラ 3.2のカムシャフトにオイルポンプとPSが付くように加工されたカムが入っていました。
なーんだ。  全然スペシャルじゃない。
って事が過去にもありました。

ターボIMSAは、さすがにばらした事がありませんが、もしかしたら似たような感じなのかな〜





全バラ  終了です。


あとは、測定をして加工へ。


余談ですが、空冷NA最強エンジンを作るなら993のクランクケースを使い
水冷GTー3のクランクとチタンコンロッド
993RSRのピストン
964のロッカーアーム
という風に組み合わせればきっと純正ベースの良いエンジン出来ますね。

それが出来るものGTー1クランクの魅力です。




hirow124300temb at 20:27 

2017年01月24日



964ターボ  3.6Lのエンジンは
タペットカバーが独特です。

インテーク側のタペットカバーは、
964カレラ2  用 ゴムのGK

エキゾースト側のタペットカバーは、
964ターボ  3.3Lと同じ930系のパッキンのGK。


それにしても、このシールブラックの塗り方は無いですよね!

ここに塗ってもオイル漏れは止まらないのにな〜


GKまでべったりです。
これは、洗浄が大変です。



ロッカーアームは、優秀です。
ただ、このエンジンちょっと変??


この写真で解る人は、ポルシェ通。


さらに、これを見て解る人は、もっとポルシェ通。

このエンジンは、1度もOHされた事がないエンジン。
それがヒント。

と言うことはポルシェがこのエンジンを組んだと言うこと。

ポルシェ964  3.6Lターボ。

ますます、不思議な車だな〜


hirow124300temb at 20:20 

2017年01月23日



ポルシェ964ターボ  3.6L

エンジンOHの為に、エンジン降ろしです。



3.3ターボと3.6の違いは、
ぱっとみだと分かりません。

Kジェトロシステムやウエストゲート タービン
マフラー  EX  などすべて同じでです。

その違いは、3.3ターボは、930ターボからの流れであるM30エンジンベース。

3.6ターボは、964カレラベースのM64
エンジンベースです。


共に、エンジンポート形も同じでバルブサイズも同じです。


唯一 違うところは、
クランクのストロークとピストンボア。
そしてカムシャフトです。


3.6Lターボは、964カレラ2とほぼ同じのプロフィールのカムシャフト。
バルブオーバーラップが3度ぐらいあります。
3.3Lターボは、930ターボと同じのオーバーラップがマイナスなので、これだけでエンジンフィールは、全然違います。


乗り比べると、排気量は大きくストロークが長いのに3.6Lターボエンジンの方が軽快に回ります。

市販ポルシェで初めてリッター100psを達成した車がポルシェ964ターボ  3.6Lです。

ただ、エンジンを見ればみるほど本当は、もっと色々出来たはず。

ポルシェがもっとこのエンジンを本気で作っていたら、、、、、と思えるエンジンです。


逆を言えば、
だから、964ターボは、チューニングをすればめちゃくちゃ速くなるのです。

それが、元々がデチューンエンジンであった証ですね。



hirow124300temb at 20:39 

2017年01月17日


年始からお待たせしている。
964ターボ  3.6L  です。




エンジンOHでお預かりです。

走行4万キロ台の綺麗な車体です。

今回は、ノーマルベースのエンジンOHです。



3.6ターボという希少価値が高い車なので
Kジェトロをそのまま生かして長く乗れる仕様にしたいと思います。


エアポンプのノズルがEXに刺さっているので一度もOHされた事がないエンジンです。




オイル漏れは、さすがに年式相応です。

早速、エンジンを降ろしてOHに取り掛かります。



hirow124300temb at 20:00 
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