OS技研 LSD&クラッチ

2017年08月02日


今日は、ハイエースのファイナルギヤの話。


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これは、ハイエースだけではなくほかの車も同じです。

ハイエースのファイナルギヤは、同じ車種でもすごくいっぱいあります。


下から  3.5  3.7  3.9  4.1  4.3 .4.5  4.8   5.1

という具合です。


これらを車種ごとにいろいろ設定しています。

メーカーってすごいね。


ちなみに

ガソリンの2L ATが  5.1   MTが 4.8

ガソリンの2.7l  ATが 4.1   

ディーゼルの 3L  ATが  4.3

などといろいろ車種ごとに違います。


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この数値は、写真のリングギヤの数をピニオンギヤの数で割れば計算できます。

割り算なので記載したようなぴったりな数値には、来ません。

例えば5.1なら正確には5.125です。


この数値は、車の駆動輪  ハイエースならFRなのでリヤ側のタイヤが1回転するのに
プロペラシャフトが回った回数です。

5.125ならタイヤが1回転回るのにプロペラシャフトが5.125週しています。

だから、自分の車のファイナルギヤを調べるには車載だとタイヤを1回転回した時のプロペラシャフトの回る回数でおおよそは、解ります。


3回転半   回れば  3.5

4回転と   2分の一 回れば  4.25  などという具合です。

これは、MTも同じです。

ヤフオクなどで訳のわからないMTを買ってきた場合、
メインシャフトを回してアウトプットの回転数でおおよそのギヤ比が解ります。


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ウチでは、ハイエースにLSDを着けるときに、同時にファイナル交換が流行りです。


例えば、2L ATの 5.1の場合 MT用の4.8に交換します。

なぜ??こんな事をするのか?

それは、4.8にローギヤ―化することで高速走行のエンジン回転数を抑えることができ
燃費が良くなるからです。

100kmで 3000rpmで走っていたのが  2700rpmになればとうぜん燃費は、良くなります

これが案外バカに出来なくて  交換した人は、ほぼ燃費が3-4km 良くなったと評判です。


でも、不具合は、ないのか???


確かに、ローギヤ化すれば発進の出足は、悪くなります。
でも、それはよーいドンして比べたらの話です。

普通に乗る分には、まったく分からないレベルです。


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あとは、LSDの必要性。

LSDが入っていない車をジャッキUPしてエンジンを掛け、、、タイヤを回してみれば解ります。

LSDレスの車は、どちらか? 駆動しやすい側のタイヤしか回りません。

試しに回っているタイヤを足で止めると今まで回っていない方のタイヤが回ります。

要するにLSDがない車は、普通に走行しているときもどちらかトラクションを伝えやすい駆動でしか
走行していません。

だから、横風などを受けると車がフラフラします。

これは、トラクションが右 左  やっぱり  右  などという風に伝わるからです。

これを無くすのがLSDの役目です。


じゃーどうしてメーカーは、最初からすべての車にLSDを付けないの???

と思いますよね。

これにも、理由があります。

メーカーが販売する車は、老若男女 誰が乗っても快適でなければなりません。

LSDは、その性質上  独特の音が出たり、、小回りが利かなかったりします。

メーカーの車は、クレームが出てはいけない。


だから本当は、LSDを付ければ走行性能が良くなるのは、解っていてもある一部のスポーツカーを除いては付けられないのです。

これが現状です。

ポルシェ964

でいえば、、、ターボは、標準装備、、、でもNAは、オプション設定でした。

ポルシェ程のスポーツメーカーでもこんな感じです。

まあーー確かに、、LSDついてる車を何も知らない奥さんが乗ったらクレームが出ます。


自動車メーカーって大変だなーーーー


今日は、ファイナルギヤとLSDのうんちくでした。





hirow124300temb at 21:45 

2017年06月23日



89年式   930ターボ

オールペンした車は、見えないところがパテ粉だらけ。

まずは、パテ粉を綺麗にするところから。


この白いの全部パテ粉ね。


こんな感じにとりあえず掃除。



これだけのパーツがあるので何から手をつけるか?


まずは、エンジンとMTを組み付けたいのでLSDの取り付け。


89ターボのMTのメインシャフトは、964カレラ2などと同じ太さです。
この部分が強化されるのは某雑誌では996GTー3からと書かれていますが本当は、964ターボからです。

LSDは、OS技研のスーパーロック。


オイルシール類は、全て交換です。






MT本体は、完成。


まだまだ、やる事がいっぱいです。




hirow124300temb at 20:56 

2017年03月21日



これなんだか?解ります?

OS技研さんのスーパーロックLSD。
ハイエース用。

5年程前に装着して装着後
17万キロ。



このハイエース。
デフから音がすると入庫。

さすがのOS  LSDも17万キロだとさすがに限界か? と 思って分解すると。

音の原因は、LSDではなくてこいつ。



ファイナルギヤのピニオンBGが
ズタズタに。
これが異音の原因でした。


LSDはと言うと。



写真の様に、多少のプレートの擦れはありますが、目に見えた劣化は無し。

OS技研  スーパーロックLSDは
ディスクプレートが片側12枚
トータル枚数  24枚。

中身を見るとよくこのケースの中にプレートを24枚も入れたよな〜と思います。

これが、脅威の耐久性を実現出来た理由ですね。



例えば、一つの製品を高性能に作る事は簡単。
でも、その製品を5年間 同じ品質で維持するとなると話は別です。
エンジンをOHしてオイルが漏れないのは当たり前。
でも、それが5年先でもオイルが漏れず壊れないで走り続けるというのは全く別の次元になります。
レースの世界だと速い車を作るのは簡単。
でも、ルマン24時間に勝てる車を作るのは容易ではありません。


宮大工の世界のように技術の本当の評価って時間が経ってはじめてわかるものだな〜と最近思います。



こういうパーツが日本製というのはいいですね。

ウチのデモカーのポルシェ964ターボや930
ドリ車の90クレスタにも使っていますが、良いものにはやはり理由があると言う事ですね。



hirow124300temb at 21:18 

2017年03月18日

随分、以前からポルシェ930ターボ

通称89ターボの
OS技研のツインプレートクラッチ
が欲しいと思っていました。

やっと完成しました。


89ターボ用  試作OS技研ツインプレートクラッチ
そして、ツインプレートクラッチなのに半クラがあるストーリートマスターです。


ウチのお客さんで他社のツインプレートクラッチを付けている方がクラッチがシビアすぎて運転出来ない。
特に坂道発進などは考えただけでも嫌。
でも、パワーがあるのでノーマルクラッチでは無理。
という方の要望で今回OS技研のストーリートマスターを特注しました。



このクラッチの乗りやすさは、964ターボで実証済みです。





このクラッチは、将来的にOS技研さんのカタログモデルになるようテスト予定です。

ノーマルモデルの89ターボ。
964カレラ4   89モデル。
930カレラ  の87年以降のG50MT搭載車をフルコンで動かす場合などに使えます。

あとは、930ターボの4速ターボにも取り付け出来るように加工して行く予定です。



相変わらず、工場の中はターボモデルばかりです。

964ターボ   3台
89ターボ   1台
4速ターボ  1台

ありがたい事です。




hirow124300temb at 19:51 

2016年11月25日


200系ハイエースのキャンピングカー

OS技研チャレンジSPC LSD
&ファイナルギヤ  4.8の取り付けです。



走行距離 3000kmのほぼ新車です。
キャンピングカーは、車高2700mmもありますので横揺れに弱いです。
でもLSDを入れると横風に強くなります。
これは、ノーマルオープンデフの車は、FRの場合直線を走っている時でも左右のどちらか駆動のかかりやすいタイヤでしかトラクションをかけていません。

極端なことを言えば右側のタイヤでしか走っていない場合や左側のタイヤでしか走っていない場合があります。

だから、横風などの不意の時に非常に弱いです。

LSDが入った車は常にトラクションが抜けた方の駆動輪にもプレートが働きトラクションが掛かります。

だから、不意の横風にも強いのです。


ウチは、基本ポルシェ専門店ですが、
ハイエースのLSD&ファイナルギヤは
昔からやっています。
それは、昔レース用のトランポとしてハイエースを使っていた時に由来します。



今では装着実績 100台以上という
事になっています。
お陰様で、作業時間もファイナルギヤまで交換して2時間弱という速さです。

だから、地方からのお客さんも多数来られます。

今日のお客様は、山梨県からでした。
最南は、四国です。

本当にありがたい事です。




hirow124300temb at 20:31 

2016年06月24日



OS技研さんのツインプレート。



ポルシェのG50用です。

こういうパーツってやはり安定感のあるメーカーを使いたくなります。

ポルシェ用のOS技研のクラッチは、
昔のデモ車  アメジストの964ターボに乗っている時にOSさんにいろいろなテストさせてもらって開発に携われせていただいたので特に思い出深い商品です。


特にこのツインなのに半クラッチがあるプレッシャープレートの作りを見たとき流石だと思いました。

スーパーロックLSDもいろいろテストさせていただきました。


いい思い出ですね。


hirow124300temb at 20:21 

2016年02月21日

この時期は、やっぱり多い
ハイエースのLSD取り付け。



年間でも、1月ー3月が断トツに多いです。



LSDは、利き方を変更したチャレンジspcです。

もうトータルで100台以上のハイエースに取り付けています。

ファイナル交換も同時にやられる方も多くこちらも人気です。


高速走行が多い方は、燃料が良くなりますよ。

こちらは、S14  シルビアのデフ

クスコのRSです。


ハイエースとシルビアのデフ。

見比べてみればどちらがケース剛性が高いか一目瞭然です。

ちなみにAE86は、ハイエースと全く同じ造りのデフケースです。

デフが、ケースの中にすっぽり覆われるシルビアに比べてハイエースは、デフのほとんどがケースの外です。

これじゃ、剛性は、出ません。
リヤホーシングの足回りのデフは、この様な造りしか出来ないのでレースなどには不向きです。

今は、トラックかハイエースなどのバン車両にしか使われていません。

まあーサーキットを走るわけではないのでこれでも十分なわけです。



hirow124300temb at 19:17 

2015年12月14日

996カレラのLSDを  
OSさんに送りサイズチェックをしてもらい適合のLSDを送ってもらいました。


もちろん、右がOSですよー。

左は、純正オープンデフ。

996カレラのLSDは、年式により3種類以上存在する見たいです。

今回は、ボクスターSと同じタイプのものでした。


今回は、サーキット走行をされる車なのでスタンダードではなくてサーキットSPC。

OS技研のスタンダードSPCは効かないとよく言われるのですが、これはメーカー側が考える万人向けのLSDがスタンダードSPCだからです。

メーカー側としては、どんな人がLSDを付けるか?解らないしそれを付けるお店の技術力もわからないからスタンダードは、あまり効かない仕様にわざとしています。


特にポルシェの場合はそうしています。

スタンダードSPCがもしRSRの様なガチガチ仕様だったら街乗りベースの人は乗れないでしょう。

また、サーキットを走っても腕のないドライバーならプッシュアンダーしか出ないでしょう。

だから、その判断はプロショップで行って下さい。というのがOS技研さんの考えです。

だから、ヤフオクなどで売られているものは、すべてスタンダードSPCです。
これは、プロショップの利益を守る目的と自社の製品をきちんと使ってもらいたいというスタンスだと思います。




装着完了。

サーキットSPCでも街乗りでガキガキの音がしない。
それがOS スーパーロックLSDのいいところです。


サーキットを走るのにLSDを入れないなんて私的には信じられないですが
ポルシェ乗りの場合結構多いです。

それだけみんな本気で踏んでいない人が多いからですかね〜。


hirow124300temb at 19:59 

2015年12月09日



996カレラってLSDの設定が各社ともないんです。

カレラは、GTー3とは違い
今までのG50MT  系とはまるで違うMTです。
また、ボクスターとも違うんですよね。


OSさんに聞くところ海外で何台か付けたことがあるらしく
でも3種類ぐらいの適合があるようです。



とりあえず、OSさんにデフを送り確認してもらうことに。


これが純正オープンデフ。

996カレラもサーキット走るならLSDがないとつまらないよね。



hirow124300temb at 21:34 

2015年01月19日

Fさん  964T。

サーキット走行用に
OS技研のスーパーロックLSDと
ツインプレートクラッチの組み込み。


ポルシェも964からエンジンを脱着しないでMTだけ脱着可能になりました。



こちらは、ノーマルのダブルマスのクラッチ。
ダブルマスというのは、フライホイールがダンパーの役目をしているクラッチです。
フライホイールが回転方向にダンパーの役目をして動きます。
このダンパーがあるおかげで半クラッチや繋がりの振動を抑える役目をしています。

だからノーマルクラッチのポルシェは、すごく乗りやすく誰が乗ってもエンストしないで走れます。

でも、使用用途を走りメインで考えた場合。この乗りやすくが逆に邪魔になります。

ポルシェもRSモデルではRSクラッチと呼ばれるシングルマスのクラッチを使っています。

スポーツモデルだと乗りやすさよりも軽さとキレの良さがクラッチには求められるからです。



OSのツインプレート


スタンダードモデルで600psまで対応です。

気になる重量。

純正ダブルマスが


19K


OSツインプレートが  14K

約5Kの軽量化です。

ちなみにRSクラッチは、シングルなので
さらに軽く11kぐらいだったと思います。


ターボの場合は、軽さよりも対応馬力で選んだ方がいいです。
よくやるRSクラッチに3.6ターボカバーの場合450psぐらいが馬力の限界です。

ツインプレートを選ぶのは圧着力が純正と同じで対応馬力を上げる為です。

続いては
LSD。


ターボモデルは、ノーマルで純正LSDが装着されていますが、実際はほとんど効いていません。

効いていなくてもサーキット走行をしないほとんどの人が気がついていないと思います。


じゃーなんの為のパーツなんだって思うと思いますが、
単純に車を速く走らせる為のパーツです。
もちろんサーキット走行で


今回は、サーキット用のスペックです。

LSDは、車の減速と加速にとても重要な役目をしています。

詳しくは、長くなるのでメルマガにでも書きます。


バックラッシュを点検して組み付け完了。

後は、コーナーウエイトとアライメントです。








hirow124300temb at 20:43 
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